11月9日(土) 国際ホールにて、「漢方薬シンポジウム」が開催されました。
大和トウキについての知識取得を目的に出席しました。
トウキの根は、冷え性、血行障害、強壮、鎮痛薬などの漢方薬「当帰」として処方されている他、入浴剤の成分としても含まれています。
サブタイトルにもなっていますが、”奈良は良質な大和トウキの一大産地”との事です。
講演のなかでもお話がありましたが、主な産地として北海道も上がっていますが、より良質なのは奈良とのことです。
奈良と薬草の関わりは推古天皇の時代まで遡ることからも、奈良県においては今後の高齢化社会における漢方薬の重要性なども踏まえ、大和トウキを始めとして生薬の産地化を目指しているとのことでした。
大和トウキの花の利用拡大も進めていて、お茶・パン・化粧品類への利用事例などロビーにて展示販売も行われていました。
(参加者) 阿智原副理事長・平田理事・玉本さん・小林さん
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