今年も例年どおり4月16日に、春の大祭(だいだい祭り)が執り行われました。
歌の奉納後に、神事を執り行い、お茶席が設けられました。
午後の餅まきには大勢の方がわれ先にと・・・
神功皇后(じんぐうこうごう)と武内 宿禰(たけうちのすくね)の掛け軸
神功皇后は、夫の仲哀天皇の急死後、住吉大神の神託により、お腹に子供(のちの応神天皇)を妊娠したまま筑紫から玄界灘を渡り朝鮮半島に出兵して新羅の国を攻めた。新羅は戦わずして降服して朝貢を誓い、高句麗・百済も朝貢を約したという(三韓征伐)。
神功皇后が三韓征伐の後に畿内に帰るとき、自分の皇子(応神天皇)には異母兄にあたる香坂皇子、忍熊皇子が畿内にて反乱を起こして戦いを挑んだが、神功皇后軍は武内宿禰や武振熊命の働きによりこれを平定したという。
武内宿禰は、紀・巨勢・平群・葛城・蘇我氏などの中央諸豪族の祖とされるが詳細は不明。
※畝傍山口神社の祭神は、気長足姫命(神功皇后)・豊受比売命・表筒男命を祀り、神功皇后が応神天皇を出産した伝承により、安産の神として信仰されています。
※特殊神事として「埴土神事」がある。大阪の住吉大社で祈年祭(2月)と新嘗祭(11月)に用いる土器を作るための土を畝傍山頂で取る神事である。
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